中居動物病院

年末年始、やっぱり多かったなあ、胃内異物・・・

皆さんこんにちは。寅年になりました。今年は猫をトラにたとえた年賀状が多かったように思います。

さて、昨年から今年の頭にかけて、鶏の骨やらビニール製のアクセサリーやら焼き鳥の串やら、やはり年末のイベントが重なる時期は誤飲が多かったように思います。また、誤飲した状況をよく聞いてみると、半分くらいは「ふせげたかな?」と感じます。

先ず、ペットが異物を口にくわえている場合、飼い主さんが騒いでしまってペットを興奮させてしまうと、口に含んだ物をサッサと飲み込んでしまいます。慌てず、ゆったり声をかけて、興味をそらしてみると、誤飲を防げる場合があります。

そして誤飲が疑われたら慌てずかかりつけの獣医さんに相談して下さい。また、誤飲しそうな物では、遊ばない、置かない、落とさない、が大切です。催吐剤で吐かせたり内視鏡で取れる場合もありますが、取れなければ開腹手術となりますので、十分な対策が必要ですね。

さあ、年が明けました。コロナも第6派が気になるところですが、手洗いうがい消毒、そしてペットの健康管理を忘れずに。
皆さんにとって素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げます。